昨今、「原材料調達価格の上昇」 「燃料費の上昇」 「急激な為替変動」 に関するニュースが、連日のように報道されています。
製造業の企業の多くは、売上原価に占める原材料費の割合が高く、適正な利益を確保するために、これらへの対応が経営上の喫緊の課題になっています。
しかし皆さまは、これらの急激な外部環境変化が、自社製品の製造原価に与える影響を、どれほど正確に把握できているでしょうか?
影響範囲を正確に把握するには、標準原価では限界があり、品目別実際原価の仕組みが必要となります。
そこで本書では、SAP ERPユーザを対象に、品目別実際原価が必要な理由とその実現手段をわかりやすく解説します。
1. 標準原価計算の限界 1-1 海外製ERPパッケージにおける原価計算 |
2. 品目別実際原価の必要性 2-1 品目別実際原価とは? なぜ必要なのか? |
3. SAP品目元帳の機能と限界 3-1 SAP品目元帳の機能概要 |
4. 品目別実際原価を実現する代替手段 4-1 外部パッケージでの実現と課題 |
まとめ (ご参考)ADISIGHT-ACSご紹介 |