三菱スペースジェット開発で得られた多くの経験・知見を日本の民間航空機産業の持続的な発展に寄与したいという三菱重工業様の想いによって実現しました。
本プログラムでは、三菱重工業様の経験豊富な講師陣より、民間航空機開発に求められるシステムインテグレーション能力や開発プロセス、適合性証明技術などを自社で構築するヒントを得るきっかけを提供します。
1部はReAMo特別セッションとして全体概要をつかむためのエントリレベルを参加費無料で開催します。
2部は1部受講者に対して、有料プログラムの実践編(MHI/電通総研主催)を提供します。
09:30 ~ 10:00 はじめに
10:00 ~ 10:40 第1章 民間航空機産業の基礎
10:40 ~ 10:55 第2章 民間航空機開発全体の流れ
10:55 ~ 11:40 第3章 商品企画とQ&A
ー 休憩 ー
12:40 ~ 14:00 第4章 航空法規とCertification
14:00 ~ 15:15 実践1 証明計画(MOC)を作成
ー 休憩 ー
特別セッション:電通総研 ReAMo活動報告
15:30 ~ 16:15 セッション1 無人航空機の認証 教育資料ご紹介
16:15 ~ 17:00 セッション2 モデルベース機体認証の為のバーチャルサンプル機体作成
17:00 ~ 17:30 セッション3 ReAMo事例検討TFの活動紹介/参加者募集、受講アンケート
09:30 ~ 10:30 第5章① 民間機の設計(全機設計、インテグレーション)
10:30 ~ 11:30 第5章② 民間機の設計(装備設計)
ー 休憩 ー
12:30 ~ 14:15 第7章 安全性設計と安全性解析(数値解析)
14:15 ~ 16:00 実践2 安全性解析をやってみよう(FHA/FTA)
ー 休憩 ー
特別セッション:電通総研 モデルベース機体開発
16:15 ~ 16:30 iQUAVIS:複雑な設計課題(制約条件)の相互作業見える化
16:30 ~ 16:45 MADE:モデルベース安全性解析(MBSA)
16:45 ~ 17:00 CAMEO:モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)
17:00 ~ 17:30 アンケート&フリータイム
民間航空機の開発規模は無人航空機より大きく、設計開発に求められる水準も高いです。このままを無人航空機やAAMへ適用する狙いはありません。しかし欧米では民間機開発のノウハウをもった技術者が自社の無人航空機の用途やビジネスシーンを考慮し妥当な開発レベルを担保しています。本プログラムの狙いは、民間機業界の標準を知り、無人機の適切を判断するための基本情報を共有することです。
(経歴)
宇宙機器開発 (宇宙ステーション、ロケット)、民間機開発 (三菱スペースジェット)の安全性・信頼性・整備性業務に従事。
グループ長、次長、副本部長職などを歴任
(専門分野)
安全性・信頼性・整備性設計/整備マニュアル開発/カスタマーサポート
(メッセージ)
三菱スペースジェット開発では、プロジェクトの立ち上げ段階から参画し、概念設計・基本設計・詳細設計の各設計フェーズでは技術部門にて安全性・信頼性設計、航空局との折衝を実施、その後カスタマーサポート部門にて、整備性評価や整備マニュアル開発、エアラインとの折衝に携わる等、民間機開発の幅広いフェーズ・プロセスを経験してきました。これまでの経験を活かし、日本の航空機産業に関わる人材育成に貢献できましたら幸いです。
開催日時 |
1部:2025年1月22日(水)9:30~17:30 |
開催形式 |
来場参加 |
実施会場 |
電通総研 本社 ※会場には公共交通機関にてご来場ください |
申込み方法 |
【事前登録制】 |
参加費 |
1部:無料 |
主催・共催 |
株式会社電通総研 |
定員 |
最大40名 |
お問い合わせ |
株式会社電通総研 エンジニアリング技術開発部 |
その他 |
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関連情報 |
※1 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト(ReAMo) についてはこちら ※2 ドローンの性能評価手法の開発/次世代空モビリティの安全認証および社会実装に求められる性能評価手法に関する研究開発 についてはこちら |